『好き好き大好き超愛してる』(舞城王太郎) 読了

好き好き大好き超愛してる」(舞城王太郎) 読了しました。
(武之介評価:★★★★



「町医 北村宗哲」を読んだ後に、この作品を読みましたが・・・

世界が全然違う。(笑)



舞城王太郎の作品は・・・相変わらず内容がぶっ飛んでますっ!!
でもそれが・・・

(・∀・)イイ!!



今回の作品も、流石の一言でした。(^^


今回は、タイトルにもあるとおり
「好き」
というものを意識した様々な物語が収録。
でも、これだけでは判断してはイケマセン。



なぜかって???(゚Д゚)



ただの「恋愛話」に終わっていない所が、

「流石は舞城作品や」(  ̄ー ̄)

と期待を裏切らないからデスヨッ!!!ヽ(`Д´)ノ


これは本当に
「恋愛小説なのか?」Σ(゚Д゚;)
と疑ってしまうかのような内容を持ってきたと思いきや、妙にセンチメンタルな思いにさせてくれる話が来る。
これでぐっと惹きつけられた所を・・・絶妙のタイミングで
「意味不明ワケワカランけど、妙に説得力がある摩訶不思議な文章」
が炸裂っ!!!
あっというまに我が防御陣形は崩壊。
舞城王太郎という名のブラックホールに吸い寄せられていく。(つД`)



何なんだ、この人の文章は。(゚Д゚;)
こんなにワケワカラナイ文章なのに、何でこんなに面白いんだ?

それは、舞城王太郎だからさっ!!!ヽ(`Д´)ノ
(これで説明がついてしまうから、恐ろしい(笑))



そんなおかしな感想を毎回抱くのですが、それでも思わず読んでしまう。
すげぇ・・・このすげぇ・・・・・・
「どんな思考を持っていたら、こんな世界を作り続けることが可能なんだ?」
と小一時間ほど問いつめたい衝動に駆られるのですが、この問いに対する答えは永遠に出てこないでしょうね。(^^;




「一人の人が一つの夜に見る夢は大きな一つの物語の破片で、全世界の全員の夢をつなぎ合わせると長くて面白くてびっくりする物語ができあがる」

という恋愛とは一見まったく関わり合いのなさそうな
「夢の話」
が出てくるのですが、こういったまともそうな話の後にトンデモナイ話が続くもんだから、一瞬たりとも安心できないんだよね~、この人の作品は。(^^;

でも、この事に妙に賛同してしまった私だったりします。(^^;




この作品には、もう一つ「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」という、まさにそのタイトル通り(日本語に直してみよう!!)の内容の作品が収録されております。
そして・・・・・・こちらは、更に更にもの凄い内容です!(笑)
超トンデモナイ話なのにもかかわらず、ちゃんと恋愛話?に収まっているあたりが凄すぎですっ!!!(笑)
だから好きなんだ、舞城王太郎っ!!!!ヽ(`Д´)ノ



ただ個人的には、この本の前半に収録されている「好き好き大好き・・・」の話だけだったら、文句なし「★★★★★」だったかなぁ~って思っていたりして。(^^
前半の「好き好き」はライトな感覚
それでいてきっちりと舞城作品の「摩訶不思議感」を味わえる形になっていて、読んでいて疲れないんですよ。
後半の「ドリルホール」は、かなりディープインパクト
文句なし、舞城ワールドのトンデモ世界が広がりまくってます。(笑)
「阿修羅ガール」が好きな人ならば大好きになれそうな作品だと思いますね。
私にはちょっと、刺激が強すぎたようです(笑)。




でも、やっぱりこの人の作品は面白かったなぁ~。
読んでいない作品が一杯あるので、舞城ワールドにはまだまだはまり続けますよっ?( ^▽^)



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Comment

[1049] 恋愛ものは読んだことないですね

恋愛ものですかぁ。う~んちょっとなぁ。個人的には“浅田次郎”さんのを読んでみたいなぁと思っています。私が読んだのは“壬生義士伝”でした。映画も見ましたけども、とにかく貧乏でも頑張っているというのを前面に押し出しているという感じがしました。小説のほうは主人公の断片的な姿を想像しながら読んでいくので主人公の姿がおぼろに浮かんでいくる。それを狙ったのかのかもしれないですがインパクトは断片をくっつけていくところでおこってくるようでした。“浅田次郎“さんのは恋愛ものはあるんでしょうか。最近では“メトロに乗って”とかもありましたし。まぁでも“恋愛もの”はかわいすぎるなぁと思って読めませんね。ちょっと買うのも恥ずかしいかなぁ。でも実は読んだら気分がhighになってたりするかもなぁとは思っています。でもちょっと買うのは恥ずかしいなぁ。

[1052] 恋愛小説であって、恋愛小説にあらず!

■ 椿三十郎殿
いやいや。
椿さんは、多分に誤解なされておいでです。
(私の書き方が悪いのでしょうが・・・)
この作品は、「恋愛小説であって、恋愛小説にあらず!」です!(笑)
世間一般で言われる恋愛小説と勘違いして、この作品を読むと・・・かなりトンデモな状況にすっ飛ばされます。(^-^)


「ちょっと買うのも恥ずかしい」
と思われていると、面白いもの・楽しいものを味わうことはできませんよ?
「恥をかいたら、ネタにすればいいや」
ぐらいな気持ちで、常日頃から突撃しているぐらいがいいかなぁ~って思っています。(^^;
まぁ、こういう姿勢は十人十色なんでしょうね。



「壬生義士伝」もいいですね~。
あれを読んでいると、じぃ~んとくるものがあり、とても面白かった作品だと私も思います。
TV化も映画化もされておりますが、映画版はみたことがないんですよね~。
機会があったら、見てみようかな?

[1054]

舞城は手が出せない作家です(笑)。


浅田次郎の恋愛小説は、数多く出版されている短篇集に収録されているものが多いと思います。「泣ける話」を求める読者が多いんでしょうね。

この人の作品ではプリズンホテルシリーズがお勧めです(プリンスじゃありません(笑))。
昔気質のやくざの親分が経営するホテルは、出所してきた人間やらこれらか出頭する犯罪者やらが養生していく温泉宿で、地元からは「プリズンホテル」と恐れられているのです。
で、親分の甥っ子である作家が逗留しては、毎度笑いと涙のドタバタが展開されるのでありました。侠気あふれる親分が痛快です。

このシリーズは、「プリズンホテル」「プリズンホテル秋」「プリズンホテル冬」「プリズンホテル春」の四作が出ています。

[1056] まいじょおおおお!

粉吹雪の冬、読書はいいですね!!!
舞城王太郎!そうでした、好き好きは読まなければいけないと思っていたまま時が過ぎていました。
面白そうですね…読んでみますね!

[1057] 相変わらずぶっ飛んでます、舞城王太郎

■ 瑞閏殿
瑞閏さんをして
「手が出せない作家」
というのは、すごい。(笑)

茅田砂胡作品がいけるのであれば、問題ないかと思いますよ~。
ただ、世界がまったく異なりますけど。(^^;
正直なところ「泣ける恋愛話」は・・・無理ですけど。


プリズンホテルシリーズ?
プリズンというと、牢獄やら要塞やら何かしら「閉じ込める」というイメージを思い浮かべることができますよね?
うわぁ~・・・これまた何やら面白そう!!!
「昔気質のやくざの親分が経営するホテル」
「毎度笑いと涙のドタバタが展開」
というところが、いかにも面白そうっ!!
昔気質っていうところが、私のツボにはまりそうです。
こ、これはちょっと読んでみたいかも・・・
文庫版出てないかなぁ~と思って調べてみたら・・・あるみたいですねっ!うっほーっ!!

あぁぁぁ・・・また読みたい本のリストが増えてしまいました。
ど、どれから手をつければいいんだぁぁぁぁ・・・。(つД`)

■ はりはり殿
たぶん、今回の「好き好き大好き」に収録されている
「ドリルホール」
は、はりはりさんならきっと楽しめると思いますよっ!
(たしか「阿修羅ガール」が良かったっておっしゃっておられましたから)
読み終えた直後に
『やっぱり、舞城作品はおかしいわ(笑)』
っていう変な感想を覚えてしまったくらい、今回もトンデモな内容になってますし。(^^

とはいえ、連チャンで舞城作品を読み続けているとおかしな思考になってしまいそうな気が。(^^;
ちょっと怖いので、歴史小説・ファンタジー小説を読んだ合間の息抜きとして、今後も読んでいきたいなぁ~って思います。

(今回も、時代小説を読んだ後にコレを読んだら、そのギャップが凄かった(笑))

[1059]

お、プリズンホテルはツボだったようで(笑)。

私はかなりの乱読傾向ですが、不条理なものは苦手で、筒井康隆などはダメなのです。椎名誠やかんべむさしのSFは好きだったんですけどね。

更にどぎつい描写も苦手で、「阿修羅ガール」を図書館で手に取ってみて、冒頭の一節でどん引き致しました(笑)。

戸梶圭太というハードボイルド系の作家がわりあい人気ありますが、この人の作品もネチッこい描写がダメですなぁ。

[1062] 舞城王太郎

■ 瑞閏殿
「侠気あふれる親分」
「元からは「プリズンホテル」と恐れられている」
「昔気質のやくざの親分が経営する」
というあたりが、ポイントかと。(^^

私もあれやこれやと読みますけど、瑞閏さんほどさまざまなジャンルの作品を読むことはありませんね~。
でも、こうやってWEB上でいろいろな作品を教えていただくことで、以前から比べれば、かなり多様なジャンルを読むようになりました。
苦手なジャンルといえば・・・しいてあげれば文学作品とかでしょうね。(^^;
小さい頃に無理やりよまされた「夏目漱石」のトラウマが・・・(^^;

「阿修羅ガール」でドン引きされましたか。(笑)
とはいえ、それだけで舞城王太郎を避けてしまうのはもったいないですよっ!
『世界は密室でできている。』
なんかは、たぶん瑞閏さんなら面白く読むことができるんじゃないかなぁ~って思いますね。
私はこの作品で、彼の世界にはまってしまった経験がありますし。
ぜひ機会があれば、チャレンジしてみてください。

[1070]

武之介さんがそこまでおっしゃるなら、いずれ舞城再チャレンジを・・・(笑)。

>文学作品
私もあまり読みませんが、結局はそれぞれの時代のエンターテインメントですから、案外読めば面白かったりするのかもしれません。

昔の文学本は改行が少なくて、ページにべた一面に書かれているので昨今は目が疲れますが、改行の多すぎる本もスカスカでつまらないですなぁ。

ところで、やや前の直木賞受賞作「空中ブランコ/奥田英朗」を読んでいるのですが、バカバカしくて大笑いしそうです。
無邪気で天衣無縫で恐い物知らずで傍迷惑な精神科医が、患者の迷惑そっちのけで自分が遊んでしまうのですが、どういうわけか患者にとっては治療になるんですな(笑)。腰が引けてる空中ブランコ乗りとか、尖端恐怖症のやくざとか、義父のかつらを外してみたくてたまらない生真面目な医師とか、患者の方も結構ヤバイです。

[1072] 舞城はハマると危険(笑)

■ 瑞閏殿
舞城作品って、確かに好みが分かれるかもしれませんね~。
でもはまったら、もう抜け出すことができないくらいの魅力を兼ね備えた作品でもあると思います。
再チャレンジして、はまってくれることを期待しております。(^-^)

>昔の文学本は改行が少なくて
あぁぁぁぁぁっ!
わかりますっ、わかりますっ!!

文学作品じゃないけれども、江戸時代のことを書いた文献で、明治や大正のころに出版された作品は、おおむね
「改行がほとんどない」
状態で、読むのが大変ですね。
つい最近読んだ「福翁自伝」も、それに近い状態でしたし。(^^;
適度な改行・適度なボリュームが、やはり一番読みやすいですよ。

WEB上の投稿文も、
「だらだら書き続けるor改行しまくりでは読みづらいかな?」
と、ある程度気をつけて書いているのですが、こういった
「文章の書き方」
も、気にしてみると面白いところだったりします。(^^

>「空中ブランコ/奥田英朗」
バカバカしくて大笑いしそうな作品は、大好きです!!
うわぁ・・・なんかこちらも面白そうだなぁ~。
プリズンホテルもいいけれども、こっちも何だか気になってきちゃいました。

やっぱり瑞閏さんは、いろんな作品を読んでいるのですね~。
さまざまなジャンルを読むことができるのは、瑞閏さんのおかげでもありますので、いつもありがたい気持ちで一杯です。
ご紹介、ありがとうございました。(^o^)

[1075] ワロタ(笑)

>空中ブランコ
読了しましたが、いやいや面白かったです。適度に「泣かせ」も入っていまして、浅田次郎の影響が感じられますが、あそこまであざとくないような・・・。

調剤薬局で薬待ちしていて、笑いをこらえるのに苦労しました(笑)。

>ウェブ上の改行
入力画面と実際の表示画面で、表示される字幅が変わっていたりするので、文章中での改行もやりにくいですよね。

長い文章の時には、段落ごとに一行空けでやっておりますが、これも見づらいかもしれません。

[1082] プリズンホテル買っちゃった

■ 瑞閏殿
買いましたっ!!買っちゃいましたよーーーっ!!!
BOOKOFFで
「プリズンホテル」
がお安く売られているのを発見したため、さっそくGETしちゃいましたっ!!!

・・・でも、いつ読めるんだろう?と買い置きしてある本を横目に思ったりしてます。(笑)
なんて、悩みがあったりするのですが、気にしないっ!!ヽ(`Д´)ノ
読みたい本が山積みだなんて・・・嬉しい悲鳴じゃございませんかねぇ、フフフ。(  ̄ー ̄)

>調剤薬局で薬待ち
なかなか、笑うに笑えない場所でございますな。(笑)


>ウェブ上の改行
う~ん、どうなんでしょ?
最初の頃は、「文章の長さ」というものも意識していたのですが、最近は極力
『短く』
を意識して書いているかも。
長い文章になるのはしかたない。
ですが、できるだけ文中に「。」をいれて改行させる。
そうすることで、「読みやすさ」を意識しているような気がしますね。

ちゃんと文章のルールにのっとれば、もっと読みやすいんでしょうね~。
江戸時代の文献なんかに良くみられるのですが、せっかく内容は面白いのに
『読みづらいから、読んでもらえない』
ということがあるので、残念に思うことがしばしばです。
「まずは読んでもらわないと始まらない」
という心持ちで、書く側も考えていないと駄目なのかもしれませんね~。

私も、一度勉強したほうがよいのかも。(--;
文章の「見せ方」っていうのも、難しいですね~。

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