『福翁自伝』が面白い!ちょっとオカシイ人だわ、諭吉さん(笑)

『福翁自伝』が、どうしようもなく面白い・・・(  ̄ー ̄)
ついつい面白くて読みふけっていたら、もう深夜2時近くになっちゃってた。(^^;
(1時間以上読んでたよ)


今、緒方洪庵の「適塾」における生活風景の箇所を読んでおります。
「凡そ勉強ということについてはこのうえにしようもないほどに勉強した」
ということであるため、自伝には
『どんな風に勉強したのか?』
という勉強風景ばかりが記載されているんだろうなぁ~って思っておりました。




福沢諭吉を含めた、緒方塾の塾生達。
いろんな意味
「すごい」
わ。(笑)


すごく良い意味で、期待を裏切られていまーす!(^o^)/


そんな勤勉な緒方塾だから、さぞや
「勉学一筋の塾生」
ばかりかと思っていたら・・・ふたを開けてみれば、とんでもない悪がき共ばかり。(笑)
とくに福沢諭吉はその筆頭。
「小さい頃から、酒に目がなかった。」(かなりの酒豪)
「禁酒したにもかかわらず、それを聞きつけた仲間達が『1つの事を禁じたら、新たな他の事をするべきだ』といわれて、タバコに手を出してしまった」
「河豚を別の魚だと称して、他の人間に食べさせた」(おいーーーっ!)
「硝酸アンモニアを作ったけれども、その臭いが体にまとわりついて離れず、周囲から臭い臭いといわれた」
「写本のアルバイトをして得た金で、みんなで宴会」
と書いたらきりがないほど
『オバカで面白いことを次から次へとやっていた』
ようです。(^-^)

す、素敵すぎっ!!!(≧▽≦)





でも、そうかと思えば
「布団に寝ることはまったくしなかった。(寝る時ですら、机にふして寝る)」
「起きたら本を読む。飯を食べたら、本を読む。とにかく本を読みまくる。」
「会読という一種の試験が、1ヶ月に6度もあった」
「とにかく写本しまくったので、緒方塾生の写本の腕はかなりのもの」
「ヅーフハルマというオランダ語の辞書の争奪戦がすごかった」
などと、とにもかくにもその勤勉ぶりには本物。
「そこまで何で勉強するんだっ?」
っていうぐらいに、勉強しまくっていたようです。

恐るべし、緒方塾。(゚Д゚;)



今までは、一万円札を見るたび
「すました顔してやがるなぁ~」
なんて思っておりました。
でもこの『福翁自伝』を読んで以降、一万円にすごい親近感が。(笑)
(お金としては、遠い存在だけど(つД`))

この人はある意味「オカシイ人」ですよ。(笑)
でも、やはり「すごい人」でもある。
そんな雰囲気が、この自伝からひしひしを感じております。
お札に描かれる人って、やはり並大抵な人たちじゃなかったんだね~。



この「新訂 福翁自伝」
ちゃんと現代語訳になっていて、誰でも読めると思います。
ただ
「小さい文字で、ズラズラズラズラ書かれている」
ため、ちょっと読むのには根気がいるかもしれません。
でも
「アホなことばっかりやっている諭吉サマ」
の姿がわかるにつれて、どんどん諭吉ワールドに引きずり込まれていくため、心配ご無用デス!!ヽ(`Д´)ノ


「福沢諭吉って堅苦しい人なんじゃないのぉ?」
って思っているアナタにこそ、ぜひこの一冊をお勧めしたいです!!

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Comment

[970] こういうのを天才という?

こういうのを良くも悪くも“天才”というのではないでしょうか。そんな気がしました。何をしててもいわゆる“清濁あわせのむ”みたいな感じですごしていくんですね。“天才バカボン”いわく“これでいいのだ”的ですごそうですね。それはそうと諭吉さんは何を猛勉強されたんですか?

[971] 福沢諭吉

■ 椿三十郎殿
勉強ばかりしているイメージが先行していただけに、嬉しい誤算ですね。
こういう変な面もみせられると、より人間としての福沢諭吉という人物に好感がもてます。(^^

>それはそうと諭吉さんは何を猛勉強されたんですか?
基本的に「これだ!」っていう学問を勉強していたようではなかったみたいです。
(間違っていたら、すいません。)
緒方塾というが、一種の「医学生の集まり」であったこと。
(緒方洪庵自身も町医者
教科書としていたのが、医学や工学(科学だったかな?)の本しかなかったこと。
そういう点を考慮すると、ジャンル的には「医学」になるのかもしれません。
とはいえ、そういった個別のジャンルに固執するのではなく、
「幅広い西欧の世界の文化」
というのを学ぶため・・・というものだったのかもしれませんね。
当時の諸外国は、日本にとっては「未知なるモノ」だったわけでしょうし。
(今の宇宙みたいな間隔に近かったんじゃないのかなぁ~。存在こそ知っているものの、行ける場所ではないっていう感じ?)

[974] こんちわ~です

福沢諭吉って堅そうなイメージだったので、面白いヒトだったのかぁと思いました。
大坂適塾の頃は寝ずにオランダ語を勉強して、咸臨丸に乗ってアメリカに行ったらオランダ語が通じなくて大ショック。(そりゃそーだ)
そこから、猛勉強して英語をマスター。
幕末の遣欧使節団の頃はヨーロッパの色々な社会制度とか調べてたらしいです。
上野戦争の頃は多分英語を教えてたと思います。諭吉の残した 英語の翻訳語とか、日本語の造語とかあったような・・・(き、記憶の脳細胞が・・・)

[977] 諭吉サン

■ きちえもん殿
そうなんです!
「福沢諭吉って堅そう~」
って、思っちゃいますよね?
どうしても「一万円札のすまし顔」が目立つだけに、そういうイメージが先行してしまうんだと思います。

そんな人がですよ?
「近くで家事が起きた!ってきいたら、その見物に行っちゃう」
「無頓着の極みで、世間でいう潔不潔、汚いということを気にしない」
「豚の屠殺の見返りに、頭をくれ!」
(解剖しまくったあげく、食べてしまった!)
「料理茶屋に出かけては、器を盗んできてしまう!」
なんてことをやっているわけで・・・そのイメージと実際の姿のギャップが、とても面白いんです!!(笑)

まさかこの私が、福沢諭吉を相手に
「ばっかで~」
なんていいながら、ゲラゲラ笑うことになるとは思いもしなかった。(笑)



「オランダ語を勉強したにもかかわらず、まったく通用しなかった」
というのは、吉田松陰も同じことを言っておりましたので、幕末の蘭学家達の間では、かなり起きていたことだったのかもしれませんね。(^^;
本人達にとっては
「今までの勉強は何だったんだぁぁぁぁっ!!」ヽ(`Д´)ノ
っていう絶望に近い状態だったと思いますが・・・でも、そこからやり直しを決意するあたりが、やはり常人離れしているところなのでしょうね。


きちえもんさんも、いろいろお詳しいですね~。
こういった江戸の資料は、結構お読みになられているのでしょうか?(^o^)
もし何か面白い本をご存知でしたら、教えてくださ~い。

[978] 「オランダ語が通じない」

「オランダ語が通じない」
っていうところを、福翁自伝で読みました~。
横浜が開港したものだから「どれ行ってみよう」と出かけてみたところ、
『看板に書いてある文字がまったく読めない』
『言葉がまったくわからない』
ということで、かなり落ち込んだそうです。

とはいえ、その翌日には
「今後は英語だっ!!」
と開き直り、さっそく英語→オランダ語の翻訳辞書を探し回っていたらしく。(^^;

アメリカにはその後に行くみたいなのですが、あちらでもオランダ語が通用しないことを、再度実感するんでしょうね~。

[981] 今、読みかけの本

そっかー諭吉クンすでに横浜で痛いめにあっていたんだ。

江戸検のためにしばらく放置して忘れてましたが、
  「妖異博物館」  柴田宵曲  ちくま文庫 1000円
ー江戸の頃の随筆などから不思議な話、妖怪、幽霊話をセレクトして紹介・説明しています。河童、大入道、一つ目小僧などおなじみな物の怪から妖花、小さな妖精、夜光珠などの変わった話も。
とっつきやすく、面白いけど中身は濃いです。
京極夏彦や宮部みゆきとかの妖怪ものがお好きなら、きっと美味しい本だと思います。

[988] 妖怪

■ きちえもん殿
横浜で痛い目にあって猛勉強し、アメリカにいったようです。
アメリカでは、英語の辞書を官費で買いまくって
「うはうはだった」(←こうは書いていないけど、まさにそんな感じ(笑))
だったみたい。(^^

ここまで勉強好きな人も珍しいですね~。


>妖異博物館
きちえもんさんは、妖怪とかがお好きなのですか?
私はあまり妖怪関連の本を読んだことがないのですが、最近では
「しゃばけ」
というちょっと可愛い妖怪の話が気になっております。
ラジオドラマで放送されてはまってしまい、いずれは読んでみようと思っているのですが、次から次へと読みたい本が山積みで・・・

「妖異博物館」も面白そうですね~。
江戸時代の妖怪達って、何となく親近感がもてるところが面白いですね。
西洋のドラキュラやゾンビなどにはない楽しさがあります。(笑)

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