木曜時代劇「慶次郎縁側日記」第一回 慶次郎の過去 

木曜時代劇『慶次郎縁側日記』がまたも始まりましたね!

このシリーズは数ある金曜時代劇(今は木曜だけど)シリーズにおいても、武之介ランキングの中では上位に入っているシリーズ。
(トップは不動ですわ(笑))
先週の予告でこの放送が始まるということを知り、今週木曜日が非常に楽しみで楽しみで待ち遠しかったです!


主人公でもある「仏の慶次郎」こと森口慶次郎
三千代様の許婚であった婿養子の晃之助
父や夫がいまだに「三千代」への思いを断ち切れない状態にもかかわらず、嫁いできた皐月
それぞれが抱え込む『心の闇』が物語の根本となっているため、哀れみや寂しさといったものが前面に押し出されており、明るく華美な演出が少ないところが、武之介の心をガッチリつかんで離しません!


昨夜の話は、慶次郎の過去にまつわる話でしたね。
「三千代の死」という非常に重い過去を背負う前の慶次郎・晃之助が登場。
『蝮の親分こと吉次との出会い』
なんていう、蝮の親分ファンにとっては垂涎モノの内容も盛り込まれており、もう番組に釘付け状態。

仏の慶次郎という異名で呼ばれて、畏怖される慶次郎を前にしても
「おれは旦那が嫌いだ」
と堂々と言い張る吉次。
「暴いてさらえば・・・水も清くなる」
「じゃあ、あばかれた泥はどうなる?」
この辺りのどす黒い心の闇の描写が非常に上手いなぁーっ!!!(≧▽≦)
なんともいえない不気味さのようなものが、じりじりって伝わってきます。
やっぱり、蝮の吉次はすごくイイ・・・
私はこの番組が続く限り、親分について行くよ。



追いはぎに襲われて無我夢中だったとはいえ
「人を殺してしまった」
という事実に悩まされつづける四方吉。
慶次郎の度重なる説得により自ら自首をするものの、島での生活や島帰り後での生活の果てに、絶望してしまう。
そんな状態の時、思わず見てしまった
「孫を抱いてうれしそうに笑う慶次郎」
そんな姿が非常にまぶしかったのでしょうね。

四方吉にとっての10年があれば、慶次郎にとっての10年もある。
「あのとき俺は、峠で殺されていれば良かったのか?」
「生きて、故郷に帰りてぇって思った俺は、間違いだったのか?」
ぐはっ!!
こ、この問いは慶次郎にとってもズシリと響くはず。
慶次郎にとっての10年も
「あの時、殺していればよかったのか?」
「私は生きていて良かったのか?」
という問いに戸惑いながら生きてきた10年だったはず。
この問いに対する答えは、仏の慶次郎と言えども難しいよなぁ。


そんな、誰しもがもっている心の闇
「泥か・・・」
この呟きに込められた思いの重さは、計り知れないものがあるんでしょうねぇ。




いやぁ、やっぱりこのシリーズは面白いです。
時代考証や風俗という観点を思わず忘れてしまうほど、物語に没頭してしまいました。
物語の内容もさることながら、登場人物達の複雑に入り組んだ人間関係が面白いね!
主役以外の脇役達の描写が、非常にうまいなぁ~って感じます。
慶次郎だけがとびぬけて目立つというわけではない。
慶次郎という存在によって引き立てられている脇役達ですけど、彼らの存在なくして慶次郎もなりたたない。
いわば彼の体の一部といっても過言ではない、その人間関係が本当に上手い!
それに加えて、華美な演出が少ないところも私の好みにも非常にマッチしているし・・・何よりも登場人物全員が抱え込む
「心の闇」
の演出が凄くいいよね。
必ずハッピーエンドに終わるわけではないといったあたりが、江戸情緒みたいなものをかもし出してくれているんだと思います。
これがたまらなく大好き。
(武之介がいかにひねくれ者なのか?がこの辺りからもよ~くわかりますね(^^;)



来週はお登世の話になるようですね。
慶次郎との不思議な関係が続いているお登世ですけど、今度はどんな
「闇」
を見せてくれるのでしょうか?

来週も見逃せません!
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Comment

[771] 今 テレビ(NHK)を見てます

ちょうどネットをはじめるとNHKに“慶次郎”の話をはじめております。来週の予習をやっております。今回の話は回顧録的でしたね。“さらわれた泥はどうなるか”という話は考えても答えをあんまり出したくない、というのが本音ですね。泥はさらわれると風にさらされて風化しますが光がとおるようになった水はさらに残りの沈殿物を下に沈めて透き通ってきます。その状態こそが今回の四方吉の状態ではなかったかなぁと思います。だから残りの沈殿物の“さらい”が必要なのではないか,と思いました。
まぁ、今回は娘の死から脱皮したところを見せてくれると見ております。個人的には“石橋”さんがいいですね。主人公とのやりあいが一番ほっとします。しかもくどくないのでいいです。
それにしても来週の“お登勢”ですが名前を見たときかつてやっていた沢口靖子さんがやっていた“お登勢”をおもいだしてしまいました。

[772] 仏の---

この慶次郎シリーズは今回が初見です。
あのゆるやかな「ちいさこべ」の後だったこともあって、
登場人物の多さと展開の早さに一瞬面食らいました。
が、おもしろそう!『慶次郎縁側日記』。
タイトルは「縁側日記」だし、主人公の通り名は「仏の~」だし、
ぽかぽか陽気なお話かと思いきや!
“三千代の死”をさらっと告げる皐月のナレーションに
「えーーーーーーーーーーーー!?」
衝撃的すぎて、テレビに向かって叫んでしまいました。
話についていくだけで精一杯になりそうですが、慶次郎たちの心の再生を願いながら、次回も楽しみにしたいと思います。
武之介さんも、次回が放送される頃には風邪が沈静化してるといいですね。
ちなみに私の会社では、タフマンじゃありませんでしたが、強壮剤は常備されてましたよ。(^^;)

[773] 慶次郎

>>椿三十郎殿
このシリーズをずっと見続けている人間にとっては、非常に気になるんですよ。回顧録的なものが。
なんといっても、この作品の根本には
「三千代殿」
というのが原点にあるわけですから、どうしても過去の話に注目が行ってしまうのです。

蝮の吉次が言いたかったのは、その
「さらった泥はどこに行く?」
ということだったようです。
あそこまで食って掛かる吉次も珍しかっただけに、非常にみていて面白かったですね。
個人的には、登場人物においては蝮の吉次が一番好きなのですが、佐七(石橋蓮司)もいい味だしていますよね!彼と慶次郎とのやり取りは、あの番組の中でも珍場面(笑)の一つだと思って、毎回楽しみにさせてもらってます。

「お登勢」という作品があったのはかろうじて覚えているのですが、みていなかったのかも。
どういう作品だったか全然思い出せない・・・(つД`)


>>suigyo殿
あーなるほど。たしかに今回のシリーズから初めて見たという人にとっては、ちょっと内容がよくわからない点もあったかもしれませんね。
第一シリーズ・第二シリーズとも「三千代の死」というものに縛られ続けた慶次郎・晃之助・皐月というのがあって、前回で一応の決着をみたとはいえ、その事実が物語の根本にあるわけですから。
たしかにタイトルだけをみると、なにやらほのぼののんびりとしたイメージを持たれるかも。(^^;
(私も最初はそんな感じでした)
まぁあわてず急がず、ゆっくりじっくり作品を味わっていただきたいですね。
できれば第一・第二も見られるといいのですけれども、ビデオやDVDなんて出てませんからねぇ。(つД`)
お願いですから、金曜時代劇シリーズのビデオ・DVDを出してください、NHKさん・・・


>強壮剤は常備
い、今の会社って・・・もしかしたらこういった形態が当たり前なんでしょうか。(^^;
どうせ常備するならば、お茶や紅茶やコーヒーのさまざまな種類を置いてくれると良い気分転換にもなると思うのですが、そういった所はなかなか無いみたいです。

今度東京に行く機会があったら、久しぶりに虎屋あたりにでもいって、のんびりまったり気分を味わってこようかなぁ。(岐阜でお抹茶を飲んで以来、また飲みたくなってる私)

[866]

こんばんわ。今日のこの番組、葛飾北斎らしき絵師が登場してましたね。演じているのは誰かと思ったら、筒井康隆さんでした。

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