「銀河英雄伝説外伝5 黄金の翼」 読了


「銀河英雄伝説外伝5 黄金の翼」(田中芳樹)、読了しました。
(武之介評価:★★★★★



銀河英雄伝説、最高。


武之介の人生を狂わせた作品の外伝最終巻。(笑)
「本編10巻、外伝5巻でこの作品は完結する予定である」
という作者のコメントに期待を込めながら願うこと十数年・・・ようやく出たこの外伝5巻をもって、銀河英雄伝説という長い銀河の歴史に幕がおりました。

銀河英雄伝説は、帝国軍ラインハルト・ローエングラムと自由惑星同盟ヤン・ウェンリーを中心に、銀河帝国と自由惑星同盟との争いを描いたスペースオペラ。
今回の外伝は、それぞれの主人公達が表舞台へと出てくる足がかりとなった様々な戦場におけるエピソードが描かれており、本編だけでは満足できなかった銀英伝ファンにはとても嬉しい内容になっています。
また自由惑星同盟にとって、長い間語られつづけた歴史的勝利の戦い「ダゴン星域会戦」におけるリン・パオ、ユースフ・トパロウル両提督の話も掲載。
これが非常に楽しい。
芸術的ともいえる包囲網を気付き上げ、帝国軍をまさに『壊滅』させたこの会戦はどのようなものだったのか?と言われれば、銀英伝ファンなら思わず食いついてしまいます。


久しぶりに読んだ「銀英伝」でしたが、やっぱり最高に面白い!
待ちに待った作品(OVAで作品自体は既に世に出ていますが)を読むことで、ムクムクっと眠っていた銀英熱がまた盛り返してきてしまったかのように、心が躍ってしまいました。
ラインハルトとキルヒアイスといえば、壮大な艦隊戦の指揮を思い浮かべしまいます。
提督となるまでの過程では、当然ながら艦隊戦ばかりではなく、地上戦や一駆逐艦の艦長としてそれぞれ戦いに臨んでいた事もあったわけで、
「そんな時に彼はどのような姿でいたのだろう?」
というのはずっと興味があったのですが、その辺りが今回の外伝ではよく描かれています。
読み終えた後に思った事は、
「やっぱりラインハルトは提督になる前でもラインハルトだったなぁ~」
と至極当然ともいうべき結果に、変な安心を覚えてしまいました。(笑)

『小憎たらしいほど、あふれる才気をもった金髪の小僧』
そんな彼にいつ何時でも付き従う赤毛の忠臣キルヒアイス。
友情という言葉だけでは言い表す事のできない強い絆の二人ですが、そんな二人が描かれているシーンは何度読んでも心地よいものを感じますね。
やはり、この二人がいてこそ、銀河英雄伝説は最高に光り輝く。
「なんであんなに早く赤毛さんを退場させちゃったんだよ~!皆殺しの田中ぁっ!」ヽ(`Д´)ノ
という声も、銀英伝ファンの間からは良く聞こえてきます。(笑)
実際問題、キルヒアイスがあの場面で退場しなかったら、もっと早く帝国と同盟の戦いは収束に向かったであろうと思われるため、物語をより面白い展開にするためには、仕方がないものだったのかもしれません。
今回は著者田中芳樹氏へのインタビューも記載されており、このキルヒアイス事件(笑)の真相についても、そのインタビュー内にて語られています。
ますますもって銀英伝ファンには、見過ごせない一冊になること間違いなしですね。


ただこれをもって完全に
「銀河英雄伝説の世界が終わり」
となってしまう辺りが残念と言えば残念。
田中芳樹氏には、外伝という位置づけでいろいろな時代・場面における銀英伝の世界をもっとたくさん披露してほしかったなぁ~という思いで一杯です。


寝る前なのに眠気すら吹き飛ぶくらいの勢いで読んでしまいました。
とても面白かった!
やっぱり銀河英雄伝説は最高ですよっ!!ヽ(^∀^ )ノ
これを読んで
「また本編を読み直そうかなぁ~。」
って思ったりしたら、アナタも立派な銀英伝中毒ファンであること間違いなしです!(笑)

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